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個人インタビュー

人を大切にする。
変わらない姿勢が、エスユーエスを変えていく。


キャリアアップ 管理職
有名企業との二者択一。
―大企業と迷った末に、エスユーエスへの転職を決めたそうですね。

社会人6年目の時、ちょうど同じタイミングで2社からお誘いを受けたんです。1社は知名度のある大企業。そしてもう1社が、設立から1年経つか経たないかのエスユーエス。正反対の2社の間で迷いましたね。ただ、ふさわしい表現ではないかもしれませんが、大企業にでは集団の中の1人にしかなれない気がしたんです。それにエスユーエスへ誘ってくれたのは、私が師匠として慕っている先輩でした。最終的には、先輩の口説き文句を信じることにしました。

―どんな口説き文句だったのでしょう。

「エスユーエスはまだ小さい。これから会社を立ち上げるつもりでやっていかなくちゃならない。苦労するだろうけど、やりがいもとても大きいはずだ」と。私自身、一般社員としてだけではなく、上層部として組織づくりを経験してみたいという思いはありましたから、師匠の言葉には魅力を感じましたね。

人を大切にすることが、
エスユーエスの原点。
―入社後、どのような部分から整えていったんですか。

当時のエスユーエスは社員数も10名足らずで、人事は社長の采配によって決まっていました。評価制度もなかったんです。ポジションとそれに伴う待遇をまずはしっかり定めることで、社員が意欲的に働けるような環境にしようと思いました。そして考案されたのが、今も運用されている評価テーブルです。技術特化かマネジメントか、大きく2方向に分かれるY字型のツリーもこの時に生まれたもの。ランクも設定され、私はリーダーに就任しました。入社2年目のことです。

―エスユーエスをいまの形に近づけていったと。

はい。でも、当時からまったく変わっていないこともあります。それが「人を大切にする姿勢」。たとえば、エスユーエスは女性がとても働きやすい会社だと自負していますが、そうした環境を実現できたのは「人を大切にしたい」という思いがあってこそ。仕事の目的は人それぞれですが、私にとってはプライベートを豊かにすることです。だからこそ社員にも、満足できる暮らしを送ってほしい。そう考えながら組織づくりと向き合ってきました。

常に見直す。進化させていく。
―現在は課長として活躍されていますが、具体的にはどんな業務に携わっていますか。

運営方針の決定などに関わるほか、組織づくり、制度づくりにも引き続き力を注いでいます。もちろん、評価テーブルもアップデートを行なっています。ランクをどう分けるべきか。給与はどんな考え方で決めていくか。評価テーブルの大きな目的のひとつは、曖昧になりやすいエンジニアの評価基準を、全員が納得できる形で明確にすること。その方針に基づいて調整を加えています。

―就業規則に関連した取り組みもあるそうですね。

就業規則は、それだけを見てもどう行動に落とせばいいのかわかりにくいことがあります。そこで、具体的な行動例を示した「ルールマニュアル」をつくりました。たとえば「日報を作成する」という規則に対しては、「どんな内容で」「どんなタイミングで」作成すればよいのかをわかりやすく掲載しています。また、有事の際の連絡ルートなど、社員を守るための情報も入れ込んでいます。

すべての社員に、
ちゃんと関わる。
―管理職として、どのような姿を理想としていますか。

エスユーエスの管理職である以上、メンバーの働きやすさを第一に考えたいですね。私自身もかつては一人のメンバーだったわけですから、その時に感じていたことを思い起こしながら、メンバーの抱える課題を自分ごと化し、本気で解決していきたい。管理職としての経験をさらに重ね、そのことによって自分自身の許容範囲を広げながら、すべての社員が頼れる存在をめざしていこうと思います。