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プロジェクト

コミュニケーションの力を、
プロジェクトを動かす力に。


  • チームプロジェクト
  • プロジェクトマネージャー
活発なコミュニケーションに
惹かれて。
―同業他社からの転職だとお聞きしました。

エスユーエスが3社目ですね。2018年にキャリア入社して、今は課長としてプロジェクトを率いています。エスユーエスを選んだ理由をシンプルに表現するのはなかなか難しいんですが、あえて2つに絞るなら、まず「やりたいことができる」。キャリアにおいてもプロジェクトにおいても、「こういうことがしたい」と意志を持って会社に伝えれば、すぐに検討してもらえる柔軟さがあります。もうひとつは「コミュニケーションの活発さ」。チーム内でのコミュニケーションの密度は、これまでの2社と比べても際立っていますね。

―コミュニケーションの活発さは、どんな好影響を及ぼすのでしょう。

たとえチームがバラバラのままでも、開発ができないわけではありません。けれどそのやり方では、「本人以外は誰もわからない」というブラックボックスができてしまいます。問題の発見が遅れたり、一人の体調不良がプロジェクトを止めたりする危険もある。そこで、エンジニアごとにタスクを分散しつつ、誰でも、どんなことにでも対応できるよう情報共有も充実させるという「スクラム開発」の体制を、これからご紹介するプロジェクトでも取り入れました。

限られた時間で、
最大の成果を。
―そのプロジェクトは、どのように始まったのですか。

きっかけは、グローバルなECサイトを運営しているお客様からの相談です。注文や出荷のデータをExcelなどで管理していたのですが、売上が好調なゆえにデータ量が逼迫。手作業での集計だったため、データが増えれば人的ミスのおそれもあります。この課題については、経営会議でも話し合われるほどの危機感をお持ちでした。私たちはお客様と議論を重ねた結果、サブシステムのような形で経理システムを立ち上げることをご提案しました。

―特に困難だったのはどんなポイントですか。

非常に重い処理を行うことになりますから、システムにかなりの負荷がかかります。その結果、ECサイトが落ちてしまうようなことがあっては元も子もありません。そこで、ECサイトと経理システムでデータベースを切り分け、経理システムの集計処理がECサイトに影響を及ぼさないようにしました。時間の余裕がまったくない中での開発でしたが、どうにか間に合わせることができ、お客様にも喜んでいただけたのは、スクラム開発が有効に機能したからだと思います。

プロジェクトと育成の両立。
―開発中、コミュニケーションの機会も多そうですね。

まずは毎日の朝会があります。「昨日は何をしたか」「今日は何をするのか」を、チーム全員で共有し合います。それとは別に、週ごとのミーティングも3〜4回ほど開かれます。「何を構築したのか」「それはどういうものか」を機能単位で説明し合う場や、1週間を振り返って問題点がなかったかどうかを洗い出す場。時間的に厳しいプロジェクトだったからこそ、普段以上に意識してコミュニケーションを増やしましたね。

―プロジェクトを率いる立場として、どんなことを心がけていましたか。

なんといっても、お客様のご要望に応えることが最優先です。最小のコストで最大の成果を提供することが、すべてのプロジェクトに共通する目標だと言えますね。また、経験の浅いメンバーの育成にも力を入れました。「全員、同じことができる」というのがスクラム開発の前提ですが、そのためには、スキルのレベルがある程度は揃っていることが理想です。その状態を目指したことが、結果的には若手メンバーの成長にもつながったのではないかと思います。

貢献のレベルを
上げていきたい。
―ご自身は、これからどのような成長を果たしたいですか。

今でもお客様に貢献しているという自負はあるのですが(笑)、さらに貢献のレベルを上げていきたいですね。私が得意とするのは業務改善ですが、ただシステムを入れるだけではなく、業務全体を俯瞰して改善の余地やコストを投下すべき部分を見極め、提案していけたらと思います。マネージャーとしては、よりスケールの大きなプロジェクトを牽引できるようになりたいですね。大きな人数のチームをまとめ、そのことでより大きな貢献を果たせるよう、マネジメントスキルを磨き続けていきます。